ボロボロになった道具部屋のシンク、磨けますか?
はい!やってみましょう!
ボロボロになった築30年の道具部屋にあるシンク磨きです。傷、へこみ、サビ、洗剤焼けとフルコースでした。全体的に曇っているシンクをどこまで輝きを生まれ変わらせれるのか。レポートです。
- 傷がたくさんあるので、まず1000番手まで磨きました。
- 今回使った道具紹介
- サイズは1平方未満。料金は27,500円(税込み)でした。
築30年以上の道具部屋シンク
へこみまくり、傷まくり
写真で見てもらうと分かるように、いたるところにへこみ、傷、さびがあります。
道具部屋のシンク!という感じです。傷も深いですね。
いろんな道具を使うので、洗剤もいくつか種類がありました。 そのためか、シンクに洗剤焼けの大きな跡が残っていました。
どこまで傷、洗剤焼け、さびを落とすことができるか、ドキドキします。
今回のポイント
傷や洗剤焼け、さびをどこまで落とすのか、落とせるのかを、早い段階で見極められることが今回のポイントになります。
傷がたくさんある場合は、いったん800番手まで磨きると、どんな傷が残るのかがはっきりしてきます。
今回も、一度1000番手まで磨ききってから、残った傷をどうするのかを見極めることになりました。
磨きのプロセス
まずは洗浄。
アルカリ洗剤とスポンジで洗います。
磨き水が飛び散っても汚さないように、養生します。マスカーを使いっています。
試し磨きを行いながらシンクと対話です。
傷の深さ、さびの浸食具合を探ってます。
洗い番手の耐水シートで下地を作ります。
薬剤は使っていません。水のみです。
800番手から二次磨きです。
ここから輝きが増していきます。
コンパウンドで仕上げていきます。
周囲がシンクに映りこんでます。
ここまで輝きます!
アルカリ洗剤とスポンジで洗います。
あとはかたづけをしたら終了です。
ビフォーアフター
毎日目にする世界が明るく感じていただけると、嬉しいです。
今回使用した道具の紹介
使用した道具の紹介をします。
- ZOTA75ミリ
- 京セラAPE201
- 研磨シート
- ハイホーム
お客様のお宅にお伺いすると、荷物の多さに驚かれることがあります。
ZOTA75ミリ
ZOTA
商品寸法(cm):27.2×5.6×5.7
重さ:1.7kg
最大回転数:7200/分
ワット数:380W
回転形式:ランダムオービタル式
パッド寸法:75mm
手に収まる感じです。細かいところも力強く磨けて使い勝手がいいです。
ワット数は大事です。ワット数が少ないと、強く磨くために抑えつけると回転が止まったり、遅くなったりします。380Wあれば、回転は安定しています。
ランダムオービタル式は、いわゆるギアアクション式だと思います。
荒い研磨シートを使うと、独特な研磨跡が残ります。
サンダーのような研磨力があります。
ZOTAポリッシャー,75mm小型 ランダムオービタル式
京セラAPE201
京セラ(Kyocera)
商品寸法(cm):19.4×8.7×23.6
重さ:1.9kg
最大回転数:2000/分
ワット数:1100W
回転形式:シングルアクション式
パッド寸法:125mm
ちょっと大きめです。補助ハンドルがないと安定しないくらいパワフルです。
ワット数は大きめの1100W。力を入れて押さえつけても回転数が落ちることはありません。
ただ、パワフルすぎて、バフがしっかりと固定できないとブレて暴れます。
当初、ギアアクション式のAPEG130を購入しようと思っていましたが、音も静かで研磨力もありよかったと思っています。
京セラ(Kyocera) 旧リョービ プロ用 ポリッシャー APE201
SHINEX サンドシートEX
SHINEX
寸法:150×230
種類:#80、#120、#240、#320、#400、#600、#800、#1000、#1500、#3000
研磨素材は、これまでにいくつか試して来ました。耐水ペーパーやナイロンたわし、研磨スポンジ。
それらの中で、番手の種類手に入りやすさ、番手の見分けやすさで、サンドシートEXを使っています。
荒い番手だとマジックテープに着きにくく、研磨中にズレてしまうのか難点です。
あと在庫がなくなりやすいので注意が必要です。
SHINEX(シャイネックス) サンドシートEX
日本珪華化学工業株式会社ハイホーム
日本珪華化学工業
正味量:400g
材質:研磨剤(50%) けい酸系鉱物 界面活性剤(10% 純石鹸分)
防臭加工:無香料
商品タイプ:クリーム
研磨シートを使うと、どうしても研磨跡が残ってしまいます。また、輝きを増すには研磨シートでは限界があります。そこでコンパウンドの登場になるのですが、ほとんどのコンパウンドはシンナー臭がするんですね。
ハイホームは、素材が違うので臭いが気になりません。
それでいて、他のコンパウンドと大差ないのがいいところです。
日本珪華化学工業 ハイホーム
サイズと料金と時間
今回のシンクのサイズは、縦55センチ、横80センチ、深さ16センチでした。
料金は27,500円(税込み)になりました。
かかった時間は3時間半です。
傷やサビが多かったので時間がかかりました。
今回のレポートは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。